さて、今日はニャ吉も利用していた東京スター銀行のスターワンバンクローンを色々調べてみたので、分かりやすくお伝えしたいと思います。
※おまとめローンは、総量規制の対象外となるため、借入総額が年収の1/3を超えている方でも利用することが出来ます。
総量規制については、総量規制を参照してください。
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東京スター銀行ってどんな銀行?
東京スター銀行と言えば、TVCMでもおなじみの「完済人になろう!」がキャッチコピーが有名ですね。このブログのタイトルも東京スター銀行を利用していたので、そこから拝借しました。
東京スター銀行は、2013年に台湾の中国信託商業銀行に買収されました。
つまり、今は外資系の銀行と言うことです。日系銀行が外資系銀行に買収されるのは、初めてのことだったのでニュースを覚えている方も多いかもしれません。
支店は、首都圏を中心に40店舗ほどしかありません。
その代わり、さまざまなサービスが来店不要で利用出来るようになっている点は、ネット銀行を踏襲していると言えます。
ちなみに店舗は、何となく場違いなところに来てしまった感を感じるくらいすごくオシャレなデザインでした。
一番の特長は、返済型!
・金利は、年5.8%〜14.8%
・返済型は、元金同額返済方式
・来店不要
東京スター銀行のスターワンバンクローンの一番の特長は、返済型が「元金同額返済方式」であることです。
「元金」型の返済方式は、毎月の返済額の中に利息が含まれません。
毎月5万円の返済の場合は、「5万円+借入残高に応じた利息」を完済まで返済し続けることになります。つまり、返済を進めれば進めるほど、毎月の返済額が減っていきます。
■返済イメージサンプル
サンプルは、100万円を年利15%で借りた場合です。
東京スター銀行は、14.8%が最大なので少し異なります。
返済額 | 利息 | 借入残高から減る額 | 残りの借入残高 | |
---|---|---|---|---|
1回目 | ¥62,300 (5万円+利息¥12,300) | ¥12,300 (借入残高×15%÷365日×30日) | ¥50,000 | ¥950,000 |
2回目 | ¥61,700 (5万円+利息¥11,700) | ¥11,700 (借入残高×15%÷365日×30日) | ¥50,000 | ¥900,000 |
返済額と別に利息を払うため、返済している額と実際に減っている額に差が出ずらく、「毎月5万円も返してるのに実は全然減っていなかった!」と言うことに陥らないのが「元金」型の特長です。
最初は、利息額が大きくつらいかもしれません。
だけど「元金」型の場合は、「元利」型と比べるとずるずると借金生活を続けてしまう可能性が低いので、「借金をまとめて本当に終わりにしたい!」と考えている方には、おすすめの返済型と言えます。
※返済型は、こちらのリボルビング払いの説明で確認してください。
保証料が取られる?!
東京スター銀行のスターワンバンクローンは、保証料が年率1.2%取られます。
ただ、この保証料は、年5.8%〜14.8%の中に含まれているので、これ以上取られるわけではありませんので安心してください。仮審査の際、「13.6%で少し低めに金利が設定された!」と喜ぶ人も居るかもしれませんが、実際は、年利13.6%+保証料1.2%なので、14.8%になります。
最近は、保証料を取らないところが増えていますが、実際は金利の中に含まれているだけで、表だって記載していないと言うのが本当のところだと思います。
スターワンバンクローンとうまく付き合うコツ
東京スター銀行 スターワンバングローンの特長を生かしてうまく付き合うコツを紹介します。
繰上返済
東京スター銀行への返済は、同時に作る普通預金の口座に入金しておくと、毎月決まった日に引き落としされる仕組みです。
先ほども書いた通り、「元金」型の場合、返済をしていると毎月ちょっとずつ返済額が減ってきます。このちょっとずつ減っていく返済額を減らさずに普通預金の口座に毎月入れ続け、これを繰上返済の資金として、口座に貯め、ある程度貯まったら返済する!を繰り返していくのが一番です。
もちろん、繰上返済をして借入残高が減れば、毎月の利息も早く少なくなっていきます。
繰上返済をしていると金利の引き下げ交渉や借り換え時の審査にも優位になるため、繰上返済は少額でもコツコツと実施して行きましょう。
まとめた借入先の解約
おまとめローンを利用したら、まとめた借入先は即解約しましょう。
最近のおまとめローンは、総量規制の対象外なので、総量規制対象の借入れを完済した後に解約するように指示されることが少なくなってきています。
これがまた借入れを増やしてしまう、大きな原因となりますので、まとめて完済したところはすぐに解約しましょう。
まとめ
ニャ吉が東京スター銀行のおまとめローンを選んだのは、TVCMで見て知ったからと言うことと、銀行である点で、安心感があったからです。
プロミスやアコムなども資本が銀行系となった為、おまとめローンを提供し始めましたが、やっぱり銀行自体が提供していると言う点では、安心感は上です。
銀行でのおまとめローンは、信販系や消費者金融系と比べると審査が通りづらいです。
よく言われているのは、借入総額ではなく、借入先件数で引っかかるという物です。借入先件数が5件以上の方は、銀行のおまとめローンは、審査通りづらいと言われています。借入先件数が多い方の場合は、信販系や消費者金融系などのおまとめローンを検討される方が良いです。
東京スター銀行のスターワンバングローンは、返済型が「元金同額返済方式」である点につきると思います。
借金とちゃんと向き合って返済をしていこうと決めたけど、どうしていいか分からない、返済しているのに減らないと思っている方に向いているおまとめローンです。